サンマルタン島の小道 クロード・モネ
クロード・モネ Claude Monet 1840年11月14日 - 1926年12月5日
フランスの画家で、印象派の創設メンバーのひとり。移ろいゆく色彩と光に関心を寄せ、対象物そのものよりも「見え方」をいかにキャンバスに表現するかに腐心したモネは、最も「印象派」を具現した画家ともいえます。『睡蓮』に代表されるように時や季節を変えながら多くの連作を試み、同じモチーフながらまったく表情の異なる作品を生み出しました。
サンマルタン島はヴェトゥイユ近くのセーヌ川の中洲にある島で、ここにはひなげしの広大な野原があり、モネはこのひなげしの風景を題材に何点も作品を描いています。