海外作家

アンドレ・コタボ

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アンドレ・コタボ

彫刻のような存在感を放つ作品を描いた現代具象画家の第一人者

アンドレ・コタボ(Andore Cottavoz, 1922年7月22日 – 2012年7月8日)は、フランス南東部のサン=マルスランに生まれリヨン美術学校で学び版画家でもある現代具象画家の第一人者。リヨン派新具象を形成し注目を集めた。彼は14歳のときに、ローマの店先に飾ってあったゴッホの風景の複製画を模倣しようとナイフを借りて描いた。その描き方が生涯のスタイルとなった。
シンプルなデフォルメを重ねた絵具で厚みと存在感を出す独自のスタイルで描かれた作品は、どっしりとした圧倒的な存在感を放ち絵画でありながらまるで彫刻のようである。
他にもポール・ヴァレソーの「樹の対話」など数々の著書の挿絵を手掛けるなど幅広く創作活動を行ったことでも有名である。

 作家の言葉

“風景を描くとき、私は、空は風通しよく、大地は重く、海は動きのあるよう努めます。出来るだけリアルに。私が抽象的でないのはこのためです。”

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