「キュビズム」とは何か知っていますか?

こんにちは
これからようやく30℃を超えない日々が始まりそうですね。急に涼しくなることもありそうですので着るものを柔軟に変えて元気に過ごしたいですね。
さて、タイトルにもありますが、みなさんはキュビズムとは何かご存知でしょうか?歴史の授業や美術展などに行かれる方は聞いたことがあると思いますが、具体的にどんなものか少しイメージがつきにくいかもしれませんね。
今回キュビズムに特化した展示会が開催されますので、簡単にご紹介したいと思います。少し知るだけで作品を一歩身近に感じ、鑑賞するのが楽しくなりますのでよかったら最後までお付き合いください。

では、まず始めに「キュビズム」とはどういう意味なのでしょうか?
これは、英語に訳しますと”キューブイズム”これをさらに日本語に訳しますと”立方体主義”となります。
みなさんのよく知る四角形で組み立てられた図形ですね。そう、キュビズムとはこの立方体などの幾何学形態にモチーフを分解して再構築して描いた作風のことなのです。身近な例で言いますとルービックキューブで動物や人間を描いてみたというと分かりやすいでしょうか。ですがただ見えてる一面だけでなく全方向からの見え方を一面に描いているのです。普段目にする遠近感が分かりやすい自然な絵ではなく平面に全てを集めています。
(※もちろんこれは一例ですので全てがそうというわけではありません。)
ちょっと楽しそうな描き方ですよね。そしてこのキュビズムを創始したのがあの有名なピカソとブラックです。
また、彼らにその影響を与えた芸術家の一人として有名なのがセザンヌと言われています。

次に、このキュビズムには一般的に3種類あります。
セザンヌ風キュビズム:風景画を多角的に捉えて描いたもの
※セザンヌはいつどこで誰が見ても認識するモチーフが変わらない普遍性を求めていました。
分析的キュビズム:分析分解しすぎて何を描いたかわからないほど単純化して描いたもの
総合的キュビズム:理解不能のキュビズムをもう少し身近にするため紙など切り貼りしたコラージュを取り入れたもの

キュビズムはパッと見は正直何を描いたんだろう…と思われがちですが、一種の連想ゲームのようにアーティストの遊び心満載で描かれていることが多いように感じます。ですのでぜひ何をモチーフにしたのかを考察してみていただきたいです。こういった作品たちにお目にかかれる展示会が10月よりスタートしますので、こちらぜひご覧になってみてくださいね。

・キュビズム展~美の革命~
①国立西洋美術館:2023年10月3日(火)~2024年1月28日(日)(東京/上野)
②京都市京セラ美術館:2024年3月20日(水・祝)~2024年7月7日(日)(京都/京都)※予定
※詳しくは公式HP等でご確認いただき、休館日などにご注意ください。

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